鳥とハーモニカ

はなぶさ堂の日々の事。

2014-01-01から1年間の記事一覧

鳥と生活 / スズメの朝支度

春の芽吹きが少しづつ感じられるこのごろですが、朝は未だ寒い日が続いてますね…。早朝になんとなく目が覚めてしまったので、ベランダを覗くと、曇天の朝もやの中、スズメが一日の準備をしていました。 そーっと、朝の支度の邪魔をしないように…。望遠レンズ…

鳥と盆栽思考 / まめざくら (御殿場桜)

小さな桜の苗木を手に入れました。以前から何を植えようか迷っていた「小さな湯呑みサイズの植木鉢」に、やっと、お似合いの「まめざくら」が植わりましたよ。 薄い桜色と茶色の混ざった湯呑み盆に、桜が植えられてホンワカ。花芽は未だ茶色いですが沢山咲き…

鳥と散歩道 / エナガ

野鳥に会うために埼玉県飯能市の入間川へ。 見渡せば山もあるけれど、住宅地も程近く住みやすそうな町、これから一層の都市化が進みつつある様な場所。「人は何処まで山を切り崩すのだろう…」なんて、複雑な気にもなりますが…。 私の一番好きな野鳥「エナガ…

鳥と子育て / スダチノトキ 「十姉妹観察日記」

1月に生まれた5つの卵、5羽孵って喜んでいたのですが、一番小さな白い羽の子は巣立ちの時まで辿り着けませんでした…。だけど、残りの兄弟達はもう、一人でご飯を食べられるまでに成長をしましたよ。先に産まれた2羽の子は、どちらも親の良い所だけ取ったよう…

鳥と盆栽思考:追記 / 「侘助」という「椿」

「椿」のお話を先日綴った矢先に、母から吉報が届きました。母と一緒に育て始めた「椿」なので咲く頃合も似通っていたようです。実家の椿も「咲いたよっ。」という嬉しい電話があったのです。もしかしたら、“そんな事知っているよ!”と言われる事柄かも知れ…

鳥と読み物 / 家族になったスズメのチュン

私はそれほど本を読んでいる人間ではないと思いますが、有難いことに「いつも本を持っている印象」と言ってくださる方も中にはいらっしゃるのです。実際は読むのが遅くて、行く道程同じ本を持って居るだけなのですが…。 そんな私の数少ない本棚から児童文学…

鳥と盆栽思考 / 急いだ葉っぱ と 遅れたお花

冬の間は鉢植えの植物達は葉を落としていて、静かにしているように思いますが、雪をかぶったり、寒さに当てられたり色々な表情をみせてくれました。だけど一番寒い2月くらいが本当は植物達が活発な時だと思うんです。春は未だかと毎朝小さな葉芽が「パキパキ…

鳥と散歩道 / シロハラかな?

週末の雨が止んで何だかもう少し寒い日が暫く続くみたいですが、少し湿った林の中でも鳥達が元気に囀っているのが冬の良いところです。冬鳥は北から日本に渡って来るわけですから、日本の冬なんてヘッチャラなんでしょうね。目を凝らさないと中々判別しにく…

song book 02回想(場所の力) / 茶房 高円寺書林

大好きだったお店「茶房 高円寺書林」さんが、2月いっぱいで閉店との事…。 私としては演奏会の他、オーナーの原田さんにはお話し相手になっていただいたり、色々とお世話になりました。 雪の残る2月の半ば、閉店を知らずにお邪魔したのです。演奏会以来、一…

song book 07 + 西荻窪カフェオーケストラ

西荻窪、スパイスカレーとチャイのお店。カフェオーケストラに行ってきました。 店内にたちこめるスパイスの香り、その場に居るだけで体がポカポカ、美味しいカリーとチャイがいただけるお店です。カフェ、で在りながらカレーが大人気のようで、お店を知って…

鳥と子育て / ハネハエテキタ「十姉妹観察日記」

今期二回目の子育て、外は寒いけれど鳥かごの中は大変にぎやかです。寒くてもみんな身を寄せ合ってぬくぬくしている模様。 2月1日に最後の子が孵化して、その数日後、今回は5個の卵が全部孵っていましたよ。囁くように「ヒヨヒヨヒヨヒヨ」と毎朝小さな小さ…

鳥と散歩道 / 雪の足跡クイズ:その弐

雪がとけるのもあっという間、半分地面の見える様になった溶けかけの雪に、足跡を付けている鳥を発見。 さて、この足跡↓だーれだ?。 石神井川沿いの陽の当る遊歩道、残っている雪は少しでしたけど、辺りが白いお陰で見つけました。普段は枯葉等になじんで見…

鳥と散歩道 / 雪の足跡クイズ:その壱

先日の大雪で真っ白になった地面。まっさらな雪に足跡をつけて喜ぶのは人間だけではないようです。さて、この足跡↓だーれだ? とても寒いけど、雪の止んだ翌朝にはだれでも一番乗りしたいですよね? 答えは↓「ハクセキレイ」でした。 東京がまるで雪国のよう…

真冬のビオトープ / 金魚の観察日記

ウォーターマッシュルームとはもう長い付き合いですが、切るたびに伸び真冬でも元気な彼らの生命力には見習いたいものがあります。 マッシュルームのお陰で真冬でもビオトープが少し華やぎます。 カヤツリと十和田芦(写真奥)は、冬場は枯れ草のごとしです…

鳥と子育て / お引越し編・その2

ずっと探していたアジア風の鳥かごをついに購入しました。一時的に狭いカゴで生活していた十姉妹の子供達(4羽)、再びのお引越しです。 タイ・香港・上海、等のアジアの国々では、日本よりも鳥を愛でる習慣があるようで、こういうカゴを専門で売っているお…

鳥と子育て / ウマレタテ 「十姉妹の観察日記」

啐啄:「そったく」と読むそうですが、「啐」は雛が孵化しようとする際に殻の内側から鳴く声、「啄」は親鳥が殻の外からつつき割る音、から転じて、「師と修行者の呼吸がぴたりと合うこと」の意なのだそうです。 数週間前に卵を産んだ十姉妹、奇跡的に「啐啄…

鳥と読み物 / 野草雑記・野鳥雑記

柳田国雄氏の野草雑記・野鳥雑記を読みました。 とてもいい本でした。 鳥のなきなし(人の言葉で鳥の声を読む事)についての色々なお話や、草花や鳥の名前がどうやって付けられたか等。 大正から昭和にかけて、ご自身の見解をただ発表しているような作品でした…

鳥と散歩道 / コゲラちゃん

寒さのせいか体調を崩してしまい、病院で採血の後、点滴を2時間…。その帰り道、最寄のお寺に回復祈願に立ち寄ったら、かわいい野鳥に出会いましたよ。 日本で一番小さなキツツキ「コゲラ」です。 体調は15cmくらい、スズメや四十雀と大差のない小鳥なので、…

みかん と ぽんず / シリケンイモリの観察日記

シリケンイモリの「みかん」と「ぽんず」は、はなぶさ堂に来てから約半年、小さな小さな身体ですから、最初は不安もありましたが、相変わらず元気に育っております。 かごぬけ名人のイモリですがお掃除中は小鉢の中で大人しくしてます。半年経って身体が一回…

鳥と寺社 / 安養院(豊島八十八ヶ所霊場)

久々の「鳥と寺社」、気まぐれな東京お遍路さんです。武蔵野三十三観音もまわっている最中ですが、ここ練馬区の程近くには「豊島八十八ヶ所霊場」というのもあり、四国の八十八箇所を縮小した東京版みたいなもので、練馬区・板橋区・北区・豊島区等を橋掛け…

鳥と盆栽思考 / 小楢(コナラ)

コナラといえばどんぐりの木です。日本各地何処にでも多く生えている落葉樹です。 落葉樹といえば葉っぱの散り際がはかなく綺麗なもので、コナラの葉っぱは真っ紅な色が終わった後、更に深いチョコレート色に変わります。 若葉が生き生きとした春夏でさえコ…

鳥と散歩道 / お洒落な四十雀(シジュウカラ)

どうも私は寒さに弱く、身体が冷えてしまうと頭の回転も鈍くなります…。最近の助けは、コンビニで挽きたて珈琲を売ってくれている所です、カメラを持って散歩をしていても、珈琲の温かさに助けられます。そして、とあるコンビ二前で温かい珈琲を頂いていると…

十姉妹の子育て / お引越し編

十姉妹の家族がにぎやかになって、子供達ももうすっかり成鳥です。十姉妹は身体が小さいので親子6羽で同じ尺2カゴでも、問題なく仲良くのびのびとしていたのですが、お母さんの「ちょこなん(猪口南♀)」が、またまた卵を産んでしまいました…。そうするとや…