鳥とハーモニカ

はなぶさ堂の日々の事。

文鳥

お引っ越しのおはなし -昭和的小鳥サロンを作る-

2017年夏、人生において大きな分岐点に立ちました。10年間鳥たちと暮らしたマンションの一室、大好きだった部屋と町だったけど、訳あってお引っ越しをすることになりました。 およそ8畳程度の小さなお部屋だったけど、思えば鳥たちの為に色々工夫して棚を作…

キンカチョウ/ペー達のおはなし

猛暑日が続いて大量の汗が出ると共に、身体の中の細かな細胞がどんどん新しいものに入れ替わっていくような気がします。 そんな暑い夏が大好きな「はなぶさ堂」ですが、諸々の事情が重なってブログに関しては久しぶりの更新なので書きたいことがとっても溜ま…

竹かごのおはなし

私はできる限りプラスチック製品を部屋に持ち込まないようにしています。とっても便利な樹脂製品、当然生活の至る所に使われているし、車やPC、携帯端末は然り、洋服やカバンにだって装飾されている時代だから「許せない」とか「絶対ダメ」という風には思わ…

ヒナたちのおはなし 其の四 ‐シナモン文鳥とクリーム文鳥‐

如月、まだまだ寒い朝に布団が恋しい時期ですが、寒くても朝から鳥たちはよく囀ります。ヒナ達に限っては意外とねぼすけで、畚の蓋を開けた瞬間から朝が始まり、おねだりも始まり…。 そして、寝起きの伸びをする訳では無いけど、ぷるぷるっとお尻を振るヒナ…

ヒナたちのおはなし 其の参 ‐アルビノ文鳥 と ホオグロ文鳥‐

早朝に陽がのぼると鳥たちが起きはじめ、鳥を寝かすために覆った布越しに毎朝の影絵が始まります。11月のある朝の事、この布をもかいくぐってアルビノ文鳥の「ゆき(雪♂)」が何処からか飛び出して来たのです…。私は未だ寝ぼけ眼でうとうとしていたのですが…

ヒナたちのおはなし 其の壱 ‐シルバー文鳥‐

いつの間にやら年が明け、ついに酉年が訪れました。遅ればせながら、今年も細々と更新を続けて行きたいと思っていますので、皆さまどうぞよろしくお願いいたします。 さて、はなぶさ堂は昨年末から子育ての真っ最中。と言っても、もちろん人の子ではなくて鳥…

鳥と生活 / 人間の事情と鳥の事情 其の参 -文鳥の事情-

10月24日、本日は「文鳥の日」なのだそうです。そして、吉祥寺にて「文鳥まつり」も開催中で会場は文鳥好きな方々でとっても賑わっていました。 そんな文鳥の日を記念して、本日は文鳥のお話。 さて、はなぶさ堂の文鳥たちは現在6羽。以前からこのブログでも…

鳥と生活 / 保定と爪切り

小鳥の爪を切る。私自身も数年前に詳しい方のブログ記事に助けられた事を思い出して、今回は小鳥の爪切りのお話を書いてみようと思います。 アルビノ文鳥の「ゆき(雪♂)」シナモン文鳥の「あめ(飴♂)」。この二人に協力をお願いしました。前回爪を切ったの…

はなぶさ堂 製 LINEスタンプ第2弾!「ぶんちょっ!」発売開始。

十姉妹スタンプに続き、文鳥を描いたLINEスタンプが本日発売されました! 桜文鳥・白文鳥・シナモン・シルバー・クリーム・ライトシルバー・アルビノなどの種類を織り交ぜて、40種の文鳥イラストが楽しいスタンプに仕上がりました! 最初は、はなぶさ堂の文…

出張!はなぶさ堂。第二段 / ことりやさんのお手伝い

5年ほど前からお世話になっている小鳥専門店「ことりやさん」(西東京市) 2015’12月5日(土)と6日(日)の2日間だけ、お手伝いをさせて頂く事になったので、このブログにも度々登場している「ことりやさん」について、詳しくご紹介させて頂きます。 西東京…

盆栽に、小鳥来る

朝夕の秋の空気が少し肌寒くも感じる今日この頃、「鳥と盆栽」をテーマに作家さんたちと一緒に作品展を企画しました。デザイナーさんやイラストレーターさんとチームを組んで、久しぶりに作品展示の場。秋といえば盆栽の紅葉や実物もキレイな季節です。はな…

鳥と盆栽思考 / 白木蓮と鳥たち

ぜんぜん盆栽じゃないのですが…。ベランダの白木蓮の低木、花の季節が終わって、若い葉っぱがとてもキレイな時期なんです。だけど毎年、春の強風に当てられて、あっという間に葉っぱがボロボロに…。 なので今年は部屋の中でお世話する事にしました。 150cmく…

鳥と生活 / もち寝

文鳥のあめ(飴♂)は換羽が終わって、部屋中を遊びまわってます。 テーブルの上に居れば何か食べ物をくれると思っています。 ご飯粒が大好物。クチバシにご飯粒をつけて居る事にも気付かないで、もっと遊んでくれとせがんできます。 遊びつかれたら腕の上で…

鳥と生活 / 文鳥との戯れ方。

シナモン文鳥のあめ(飴♂)と、アルビノ文鳥のゆきちゃん(雪♂)は、相変わらずいつもケンカばかり。だけど、最近少しずつ慣れてきて、先に居たあめ♂がケンカに負けてばかりです…。 そんな二人でも、たまに仲良しになります。 夜食に納豆ご飯。あめ♂も雪ちゃ…

鳥と生活 / アルビノ文鳥?の雪ちゃん

また連れて帰ってきた…。だってかわいかったから…。10月からずっと西東京市のことりやさんで差し餌されていたシナモン文鳥のヒナ、餌を買いに行く度に気にかけていたのだけど、この子売れ残ってしまったんです。生後3ヵ月半くらい、既に大人の羽に生え変わっ…

鳥と生活 / 文鳥「飴(あめ♂)」の事

最近、探鳥に行けていない…。と言うよりも、なんだか自分自身のチューニングが狂っているかもしれない。毎晩、頭にのってきて甘えてくれる飴(あめ♂)でさえ、最近、換羽のせか何処か他人行儀で少し寂しい…。 いつもこうして頭に乗っていてくれたのですが、…

鳥と生活 / 独り暮らしと十姉妹と文鳥

早寝早起きの十姉妹たちは、夕方4~5時には床につく準備をします。暗くなってから帰宅する事が多いので、帰宅時は小さな明かりを点けて、「ただいま」「おやすみ」を一緒に伝えて、そのままカゴに布を被せるのです。だけど最近、十姉妹のカゴに異変が…。十姉…

鳥との生活 / 文鳥「飴(あめ♂)」との時間。

シナモン文鳥の飴(あめ♂)は、私が仕事をしていようが、電話をしていようがいつだってやんちゃし放題…。放鳥するのは夜ですけど、先日は、母との電話中に肩の上でしきりに囀っているものだから、電話の向こうで母が笑っておりました。机の上「止まり木タワ…

鳥と盆栽思考 / 十姉妹の日向ぼっこ

大風が吹いた時に、ベランダでは鉢植えが倒れたり、ひっくり返ったり…。はなぶさ堂は駅前という事もあって、台風の日などは通り抜ける風がとてもとても強くなるのです…。 ひっくり返ったピラカンサ(山査子)、沢山の実が付いているというのに、真ん中からボ…

鳥と生活 / 本好きスズメ と こわがり文鳥

春が気持ち良かったので、窓を空けて仕事をしていた時のこと。突然、カゴの鳥達が騒ぎ始めました。何事か?と振り返ると、2羽の鳥が部屋中を羽ばたいているではありませんか!十姉妹がカゴから逃げ出したのかと思って慌てて窓を閉め、よーく見てみると…。 す…

鳥と生活 / 文鳥「あめ」のネムイネムイ

文鳥の「あめ(飴)♂」は毎晩遅くまで私の頭に乗っかっています。たまに、ぴきゃっと肩に降りてきて「遊んで~」とか「餌くれ~」をします。あめ(飴)♂がカゴから出るのは夜の数時間。そんな「あめ(飴)♂」の為にデスクに備え付けたのが「皿型の藁巣」。陶…

鳥と生活 / 文鳥の躾

シナモン文鳥の飴(あめ♂)は「はなぶさ堂」一番のやんちゃ者です。仕事をしている最中でもキーボードを打つ手に乗っかってくるのでたまに邪魔です。というよりも飴はキーボードを打つ手をライバルのように思っている様子で、指先に噛み付いてきます。それに…

鳥とあついあつい毎日

今年も、暑い毎日が続きましたが、朝夕は少し涼しくなって来た様に感じます。はなぶさ堂の小鳥達も残暑と戦っております。 文鳥の「あめ」十姉妹の「えん」「じゃく」は、朝日がのぼると共に楽しそうにさえずり始めますが、日差しがだんだんと強くなってくる…

鳥と金魚と植物達の夏

夏が暑くなってきて、はなぶさ堂では植物たちが元気です。窓の外では駅前の噴水も水が出始めて、毎日子供達の声が軽やかです。 先日一日だけ水やりを忘れてしまい、唐楓(とうかえで)の盆栽を枯らしてしまいました…。暑さに敵わず一日で枯葉になりましたが…

鳥カゴの中の飴

シナモン文鳥の飴(あめ)は最近、ずいぶんとおりこうになってきました。 とは言うものの、とてもとてもやんちゃです…。 カゴの中ではそれはそれは落ち着きがなく、朝から晩まで「きゃっきゃっきゃっ」「ぽっぽちーよー」と鳴いています。 朝はカゴから出し…

鳥と子育て(文鳥の赤ちゃん)

バンの親子に、カルガモ親子、水鳥たちの子育てブームに乗っかって、今回は文鳥の赤ちゃんに出会いましたよ。 散歩ついでに行きつけの「ことりやさん」に「燕・雀・飴」の餌を買いに行きました、「ことりやさん」に赴くたびに、何かしら「ヒナ鳥への餌やり」…

鳥と盆栽思考(姫百日紅: ひめさるすべり)

段々と日が延びてきて、最近は早朝5時でもう明るくなってきました。 文鳥の「飴」は遅寝のわりに、早起きです。 ↓夜、寝かしつけるまではいつまでも肩や頭に留まっている文鳥の「飴」。 ↓夜、机の上の止まり木にも慣れてきて、最近は一段と夜更かしです…。 …

鳥とひなた童子

燕・雀・飴 は、竹カゴアパートの自室で「ひなたぼっこ」をします、お天道様の都合次第で、三階建ての竹カゴアパートの立地は日当たりに移動します。 水浴びをしたり、止り木にお腹をくっつけてぬくぬくしたり、たまに吹く風を怖がったりしながら、見えない…

鳥と出会い(文鳥編)

シナモン文鳥の「飴」は、生後5ヶ月でうちに来ました。 手乗り文鳥とはいえ、鳥を慣らすには餌も自分で食べられないくらいの「雛」から育てればよく慣れるが、生後半年も経った鳥は「手乗り」とはいえ慣らすのは難しいと聞きました。 飴と初めて出会った時に…