十姉妹の赤ちゃん産まれました。
企画展の「盆栽に、小鳥来る」も終了して、
キンカチョウの「甜(てん♂)」も元気に日々ぺーぺーと鳴いております。
一息つけるかと思っていた矢先に、十姉妹の卵が孵化。
只今、育雛に励んでいるのは、
「あお(藍♀)」「きなこ(黄粉♀)」「まゆ(眉♂)」の3羽。
変わり番こに雛のお世話をする十姉妹が微笑ましいこの頃です。
企画展中ずっと卵を温めていてくれた「きなこ♀」。
4羽のメスたちがいっぺんに卵を産んでいたので、
どれが誰の子かは解りません、それでもみんな一生懸命に抱卵をしていて、
20日以上経過…。
ちょっとこれは孵化までに時間が掛かりすぎだと思って、
思い切って、卵を上げて検卵してみました。
8個ほど卵があって、殆どが欠けたり、穴が開いていたりしましたが、
中でも2つ、しっかりと中身の詰まった卵があったので、
そっと、また巣の中に戻してやりました。
その後、
11月11日産まれ。
そして、本日13日にももう一つの卵が孵り、
小さな小さな2羽のヒナが口を開けて親鳥からご飯を貰っています。
まだ、不安な時期ではありますけど、十姉妹達を信じて、
暫くは彼らにに面倒は任せようと思います。
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さて、企画展で販売したグッツなのですが、
思いの外ご好評を頂きまして、
遠方の方やこちらのブログからも配送でのご注文のご希望をいただいており、
配送料までご了承頂いた上で、感謝と感激に包まれている最中で御座います。
そこで、商品リストを画像にして作ってみましたので、こちらでも公開させて頂きます。
画像をDLしてご覧頂くと比較的大きく商品がご覧いただけますので、
是非、詳細までご覧下さい。
ご購入をご希望くださる方、お問合せ下さる方、
メールにて詳細をお送りいたしますので、
hanabusa.do★gmail.com「はなぶさ堂」までご一報お願い致します。
※迷惑メール対策に「@」を「★」に置き換えております。
半分、宣伝のようでスミマセン…汗。
盆栽に、小鳥来る 開催中です。
前回紹介させていただきました企画展。
「盆栽に、小鳥来る」が11月3日より高円寺の盆栽屋「ラビアデッソ」さんで開催されています。
盆栽と鳥をテーマに、作家さんたちの作品が所狭しと展示販売されています。
会場のラビアデッソさんの外観。
高円寺の街中とは思えない、緑豊かな癒しの空間。
お店の前を通る若い人や海外の方もが、ついつい足を止めて中を覗き込む、
盆栽と古物を主に販売されているお店です。
店内の小さなカフェスペースではのんびりとお茶も頂けます。
さて、今回「はなぶさ堂」がデザインをした、丸っこい飼い鳥たち。
缶バッチの「缶小鳥(kankodori)」という商品に生まれ変わりました。
ご要望にお答えして、ハガキサイズのシールも商品化致しました。
こちらは、判子をモチーフにデザインを起した「判小鳥(hankodori)」。
1センチ角の小さな判子は、スケジュール帖やカレンダーに大活躍する一品。
パッケージデザインも勿論オリジナルで作って。
一枚一枚を丁寧にカットして。
商品と一緒に袋詰め。
開催前夜まで不眠の作業が続きましたけど、皆さんのお手元に届く事を考えると、
どこからか力が沸いて来るものです。
「缶小鳥(kannkodori)250円」「判小鳥(hankodori)350円」
こんな感じに仕上がりました。
業者っぽいけど個人でやっております…。猫の手も借りたかった…。
そして、こちらの木材は、
前回ブログでもご紹介した切絵を展示するための額縁を作りました。
表面はアクリル板で、枠はヒノキ材、サイズが小さいので加工が難しい…。
仕上がりはこんな感じ、植物原料から出来た水生のステインで塗装。
ひとつひとつヤスリがけして、レトロなオールナット風に仕立て上げました。
そしてもう一つ、
こちらは解る人には解るかと思いますが、シルクスクリーンの製版。
前回ご紹介した原画から版を起こして、
こんな商品も作りました。
「エコバック(1000円)」と「コットン・マルシェバック(3900円)」
どちらも絵柄は三種類、判小鳥・白姫に白詰草・十姉妹とヘンリーヅタ。
展示では品薄の為、一部受注販売をお承りしております。
そして、展示開催当日の朝、何とか箱詰め作業も終わり。
現在、高円寺「ラビアデッソ」さんにて販売されております。
一緒に出展されているillustratorで絵本等も手掛ける「フクナガリョウコ」さんの作品。
小さなイラストのひとつひとつに盆栽と小鳥が綺麗に描かれています。
こちらは、絵描きでヘアメイクアーティストの「中田麻美」さんの作品。
(棚の上段)水彩で綺麗に表現された少女達の淡くにじんだ色が素敵です。
こんな感じで、作家三人によるグループ展「盆栽に、小鳥来る」が、
2015年11月9日(月)まで開催されています。
キンカチョウの「甜(てん♂)」も、会期中店長さんを務めて、
みなさまのご来場をお待ちしておりますので、
是非、足をお運びくださいませ。
■高円寺ラビアデッソ
instagramでも毎日販売状況などお伝えしております。
鳥と生活 / 続・ヒメウズラの 「千代丸と瓜乃」成長期
九月の半ばにお迎えした2羽のヒメウズラ「千代丸」と「瓜乃」。
前回は生後20日位までの成長記録でしたが、
一ヶ月以上が経ってだいぶ大人に近づきましたよ。
先ずは千代丸さん、生後20目くらい。お腹の羽がまだ雛仕様です。
瓜乃は20日目位で喉の下に白色が出てきました。
生後25日目くらい。
お迎えした生後三日の時は500円玉程度の大きさしかなかったのに、
今は2羽で片手にいっぱいの大きさまで成長しました。
千代丸さんはモヒカン期に突入。
頭の羽も少しづつ伸び始めてきました。
クチバシとほっぺた(正確には耳)がピンクでかわいいでしょ(笑)。
瓜乃もソフトモヒカン気味だけど色のせいかあんまり目立ちません…。
代わりに、前掛けがどんどん白くなっているので、だぶん男の子なのでしょう。
クチバシもこの時期からうっすら染まりはじめています。
瓜乃はテーブルの上に放しても比較的じっとしてくれます。
パソコンとお猪口の隙間から、大人しくこちらを見る瓜乃。隠れ居ているつもり?
はたまた、千代丸さんはすぐに羽ばたき、たいして飛べもしないのに、
ソファーや壁に激突してはお布団等に埋もれて遊びます…。
手の中に入ると体温が気持ちよいのかな?二人とも大人しくしてくれて、
こうしてキンカチョウの「なつめ(棗♀)」もペープーと遊びに来ます。
なつめ♀も、これで居て生後三ヶ月ですが、
あっという間に千代丸と瓜乃に身長を追い越されちゃいました…。
千代丸さん、手の温度が心地よいのか無防備な寝相、
贅肉が重力に負けるほどのリラックスぶりです…。
生後約一ヶ月目。
瓜乃はお腹と胸辺りに赤色の羽が生えてきました。
レッドブレストという種類の子が居ますけど、そういう色になったら嬉しいなぁ。
身体もだいぶ大きくなってきて、そろそろ片手で2羽の抱っこが難しくなるかも…。
千代丸さん上から見るともうすっかり白姫です!。
実際は、首を伸ばすとまだお顔に黄色味の残る甘えん坊さん。
二人とも手の平の座り心地が気に入ってくれたみたいでとても助かります。
生後35日。
これまで成長する間に2羽で食べた量は、
ミールワーム2カップ、家禽用の中雛餌1kgは食べてます!
ヒメウズラは大食いな分、出す量もすごいですから、臭いもそれなりに出てきます。
毎日のお世話といえば、餌やり水やりと、寝床の掃除は必須です。
たまに排泄する腸便というチョコレート状のものはどうして臭いがありますが、
小さな頃は特に多めに排泄します…。
だから尚更体調管理は重要。
このブログでも紹介している「ネイチャーランド」のバクテリア入りの砂を、
寝床に少し敷いてますが、これを使うと糞の臭いも減って羽もきれいに生え揃います、
糞の状態もきれいになるので、砂肝や腸内環境も整うと思って使っています。
因みに大人の「うずまきさん♀」にはこれに加えて、ボレー粉、粟玉、お豆腐、小松菜なども与えます。
本当に大食いなヒメウズラたち…(汗)。
もう暫くは保温が必要なお年頃の千代丸と瓜乃ですが、
たくさん遊んであげながら毎日すくすく成長しています。
■この記事の続きと関連記事↓。
盆栽に、小鳥来る
朝夕の秋の空気が少し肌寒くも感じる今日この頃、
「鳥と盆栽」をテーマに作家さんたちと一緒に作品展を企画しました。
デザイナーさんやイラストレーターさんとチームを組んで、
久しぶりに作品展示の場。
秋といえば盆栽の紅葉や実物もキレイな季節です。
はなぶさ堂は、今回“切り絵”や“布雑貨”等で展示に参加します!
場所は高円寺にある盆栽屋「ラビアデッソ」さん。
こんな雰囲気のお店です↓。
入り口にはキレイにな盆栽がたくさん並んでいます。
店内では、大きな盥で金魚も飼育されています。
巧みの作った古い竹カゴなども販売していて、とっても素敵な空間、
会期中は盆栽の隙間隙間に作品が並んで、盆栽と小鳥のコラボレーションになります。
さて、はなぶさ堂は今回デザインを原画から制作しています。
十姉妹とヘンリー蔦をテーマにラフスケッチ。
ヒメウズラを平面的にスケッチ。
こういったスケッチを元に、切り絵やその他の雑貨に展開して行く予定です。
7.5cm角の小さな切り絵にしてみました。
小さな額縁を作って展示販売をします。
その他にも文鳥・十姉妹・ヒメウズラ・キンカチョウ等のグッツを作って販売する予定です。
会期中はキンカチョウの「甜(てん)♂」が、店長さんを務めます!
是非、甜♂にも会いにきてやってください。
『盆栽に、小鳥来る ~art exhbithion~』2015.11/3(tue)~11/9(mon)
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2015.11/3(tue)~11/9(mon)
open12:00 ~ close19:00
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出展
中田 麻美 / ヘアメイク 絵描き
フクナガ リョウコ / Design illustration 絵本
design,illustration... RYOKO FUKUNAGA | デザインやイラストのお手伝いします
はなぶさ堂(きく川 えいじろう)/ designer creator
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場所
スペース ラビアデッソ
〒166-0003
東京都杉並区高円寺南4-22-1
03(3312)2468
web
スペースラビアデッソ | 高円寺の癒しの里、スペースラビアデッソの紹介です。
※会期中、店内のカフェスペースをご利用のお客様は、
ドリンクのご注文をお願いします。1drink ¥350~
鳥と生活 / ヒメウズラの赤ちゃん 「千代丸と瓜乃」
シルバーウイークの鳥屋修行も無事終わり、
皆さまには感謝の気持でいっぱいです。
instagramやこのブログを読んで来て下さった、
たくさんのお客さま、皆さん声掛けて下さって、
本当に楽しい2日間でした!
さて、instagramでは既にたくさんの方からコメントを頂いて、
「はなぶさ堂」の中では人気物になっていると思い込んでいる、
2羽のヒメウズラの成長記録を、本日は綴ろうと思います。
はい、生後3日目の赤ちゃんヒメウズラです!。
勿論オスメスはまだ解らない産まれたてです。
2羽を一緒に手の中に包んでも広々です。
大きさにして500円硬貨くらいしかありません。
生後5日目。
ほんの少しだけど白い羽が生えてきました。
まだ、小さいながら足を投げ出して寝ています、
これは、やらない子もいるけど、
ヒメウズラ特有の寝方なのでなんの心配も要りません。
寧ろ、リラックスしてくれて嬉しいくらいです(笑)。
ヒメウズラの赤ちゃんは差し餌が要らない分、
フィンチ類や他の幼鳥と比べて遥かに育てやすいのですが、
まだ羽が生えていないので25~30度程度の保温が必要です。
うちではハムスター用のヒーターで保温をしています。
テーブルの上にて、少しだけ運動のつもりが、
足が速いので2羽同時だともう運動会(汗)、
二人でお尻を追い掛け回して片方が股の間に隠れようとします…(笑)。
生後10日目。
毛先の方から大人の羽が開いてきました。
午前のほんの短い間、手の上で日向ぼっこ。
生後7日目。
この子もちょびっとずつ羽が伸び揃ってきました。
夜にはヒーヒーと小さな声で鳴くので、
そんな時は手の中で抱っこ、手の暖かさが気持ち良いのか目がとろんとなります。
生後13日目。
だいぶ羽が伸びて、頭以外は暖かそうになって来ました。
自分の羽が伸びてきても、手のぬくもりは好きになってくれたみたいです。
生後15日目。
身体の羽はほぼもふもふです。
二人とも素敵なお洋服を身に纏って、これからの季節へ寒さ対策です。
大人のヒメウズラ「うずまきさん♀」と比べると、
まだまだこんなに小っさカワイイです。
もちろん、うずまきさん♀だって手の平サイズでカワイイですよ。
小さい時から手の平でお腹出して寝るなんて良い度胸です(笑)。
この子の名前は「千代丸(ちよまる)」にしました。
お腹の羽はまだ生えかけですが、全身白い羽のヒメウズラ『白姫』ちゃんになる予定。
またまた、良い度胸のお腹見せ(笑)。
この子の名前は「瓜乃(うりの)」にしました。
小さい時はうり坊だけど、大人になると並ウズラの色になると思います。
羽色はまだ確定できないので、もしかしたら色変わりもあるかも知れません…。
二人一緒に、ほい!ダブルでにぎころ出来るなんて今のうちだけですね(笑)。
一番最初の写真と見比べてみると15日で体のサイズは倍位に成長しました。
さて、もう直ぐ生後20日を迎えますけど、
彼らにはこれから、モヒカン時代が訪れます。
頭の羽は中心から生えてくるので暫くの間モヒカン状態になるのです(笑)。
2羽とも日に日に成長を見せてくれて、毎日顔がほころびます。
食べる、寝る、遊ぶ、元気!そういう行動は人間の子供達と同じで、
それを見ているとココロが少し成長するような気分になる今日この頃です。
千代丸、瓜乃、今日も元気に成長しています!。
■続き関連記事は↓こちら。
鳥とお仕事 / 鳥獣店のお手伝いをします。
不思議なご縁もあるもので、連休の『9/21(mon)と9/22(tue)の2日間』
鳥獣店でお世話と販売をお手伝いをする事になりました(^o^)。
店内はぼくが知ってる東京の鳥獣店の中でも、多分1番種類が多いと思います。
小さいお店ながら、写真はお店の鳥達のほんの一部です( ^ω^ )。
現在はサザナミインコやマメルリハの「ヒナ』がお迎えを待っています。
珍しい色の十姉妹やキンカチョウやコキンチョウ、クリーム文鳥、シルバー文鳥などなど、初めて見る海外の鳥達もたくさんお世話されています(≧∇≦)。
飼えなくったっていいのです。
お迎えを待っている鳥さん達は、色んな人に会いたがっている様に見えるのだから🐥✨。
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場所:ペットショップ アイランド
東京都板橋区徳丸2-10-5
東武東上線、東武練馬駅からすぐです。
TEL:03-3934-3402
営業時間:11:00〜18:30
日にち:9/21(月)22日(火)
当日は「はなぶさ堂」が皆さんをご案内しますので、
是非、遊びに来てくださいね〜🐥✨。
鳥と生活 / 小斑十姉妹のまゆげ?
某ブリーダーさんの元、鳥のお世話のお手伝いを始めて数ヶ月、
最近は都内の小鳥屋さんともご縁が出来て、
はなぶさ堂も小鳥を繁殖しようかなぁなんて考えている今日この頃です。
そんな中、ご縁あって「小班十姉妹」の男の子を引き取る事になりました。
白色が多くて背中だけに小さな班がある「小班十姉妹(コブチジュウシマツ)」。
しかしこの子にあるのは班だけではなく…。
マユゲ、まゆ毛、眉毛、まゆげ????
反対を向くとまゆ毛が無い???。でも、
振り向けば「まゆげ」が凛々しい!
少し遠くに居ても、めっちゃ見られている感じがします…。
荒鳥なんですよ、だけど不思議な事にうちに来ると十姉妹はみんなこうなる…。
ほら、怖くない。
前から見ると半分だけ男前なのです。
ジュウシマツの様な飼鳥は、主にメスの方が需要があるのだそうです、
この子はお迎えの無いオス鳥たちがたくさん増えすぎた中に暮らして居て、
尾羽も少しほころびかけていて、いつ頃産まれたのかもわからない子なのです。
全員を引き取る訳には行かなかったけど、
彼に「まゆげ」があったことで私とのご縁が繋がりました。
うちの子たちと仲良く暮らそうね!
名前どうしようかな?
instagramのコメントではみなさん「まゆげくん」て呼んでくれてます…(笑)。
鳥と生活 / キンカチョウ「棗(なつめ)」の成長日記
なちゅ(なつめ)、大きくなりました。
クチバシの色もオレンジ色に変わって、
ホッペのチークが出ないという事は女の子かな?
ついこの間までは、クチバシも黒色で、挿餌を欲しがっていたのに、
あっという間にキレイなクチバシの色に変わりました。
成長過程のなつめ(棗♀)。
幼い内はまだ、クチバシの色が黒味ががっています。
水浴びも覚えました。水浴びしたばかりでライオンみたいでしょ(がお~)。
机の上では、ヒメウズラのうずまきさん♀とも仲良しです。
アルビノ文鳥の雪ちゃん♂は、最近ヤキモチを焼いているご様子です…。
抱っこしていると、ぽっかり足が暖かくなってきて、そのまま寝てしまいます。
たまに起きると、「ねぇねぇ、ぽっぺして~」と顔を上げておねだり、
ほっぺたをくりくりしてやるとまた目を瞑ります。
おなかだって見せられるようになりました。
でも、流石にこれはそれほど好きじゃないみたいです…。
鳥の成長はあっという間ですね。
なつめ(棗♀)は、はなぶさ堂に来て5週間ほど、
いつごろから卵が産めるようになるのだろう?
先に住んでいるオスの錦花鳥「てん(甜♂)」のお嫁さんになれるかなぁ?
最初は赤ちゃんだったから「なちゅ」と呼んでいたけど、
今はもう素敵な女の子なので「なつめさん」と呼んでいます。
甜♂のほうは最近、なつめ♀をカゴに近づけると、
興奮して求愛ダンスなんか踊っているのですが…。
なつめは手乗り、甜はカゴの鳥、こういう組み合わせ大丈夫なのかなぁ…。
ともあれ、なつめが「ぷー」と鳴けば、甜が「ペー」と鳴きかえして、
平和な日常が続いております。
関東は突然夏が終わったような気温の変化、
鳥たちはみんな元気だけど飼い主の方が風邪引きそうです…。
皆さんも寒暖差にご注意くださいね!
インスタグラムで「はなぶさ堂」の鳥たちの写真を毎日アップしています。
PCからでも見れますので、ご興味ある方は是非ごらん下さい↓。
鳥と生活 / キンカチョウの「棗(なつめ)」
遠ざかる命もあれば、産まれて来る命もあって…。
十姉妹の久留米♂を亡くした翌週の事、
前々から小鳥屋さんと約束していた「ヒナが産まれたよ」という吉報が入りました。
久留米♂を亡くした直ぐ後の出会いという事もあって、
気持は複雑でしたけどお迎えをすることにしました。
小さな小さな赤ちゃんキンカチョウ。
羽根はだいぶ生えてましたけど、まだ飛べないし一人餌も出来ません。
ミシン糸と比較するとこんなに小さいのです。
手の上で抱っこ、ちまっとしているけどとても暖かいです。
ごはんちょうだーーーーい!
もぐもぐもぐ。
今食べ終わったばかりだというのに直ぐに寝ます…。
食べるか、寝るか、未だ其れしか知らない赤ちゃん。
クチバシに付けた食べ残しすら、まだ自分で取れません…。
関東では梅雨が明けて、突然に暑さがこみ上げてきました、
猛暑の中この子を迎えに行って、「夏」という名前が一瞬浮かんだのだけど、
久留米(くるめ♂)の事も思い出して、「なつ」と「くるめ」を組み合わせて、
この子の名前は『なつめ(棗)』に決めました。
だけどまだ小っちゃいから「なちゅ」って呼んでいます。
小さな身体で今日も元気な「なつめ(棗)」。
小鳥屋さん曰く、シナモンかシルバーかのどちらかだそうですけど、
まだ、赤ちゃんだからどんな羽色になるかは解りません。
オスメスも未だ解らないけど、もしメスだったら
甜(てん♂)のパートナーにしたいところです。
たくさん食べて、ほかの子たちとも仲良くなれると嬉しいです。
みなさん、はなぶさ堂の新しい家族、
「なつめ(棗)通称:なちゅ」をヨロシクお願いします。
鳥と生活 / 落鳥の事…。
インターネットを通じて落鳥の事は本当はあんまり書きたくない事です。
しかしながら、飼育者としての責任と、
うちの子を応援して下さった方へのご報告も兼ねて、
文章に代えさせて頂きます…。
先日、十姉妹の「久留米(くるめ)♂」が落鳥しました。
カゴの奥の、壷巣と縁の小さな隙間に挟まるという事故でした。
他の子であればそんなことない筈なのですが、
誰よりもカゴから出たがる久留米の性分だったのかと思います。
気が付いた時には隙間に身動き取れず息絶えていました…。
しっかり目を閉じて、眠るように…。
くるめの事を可愛がってくれた方々へ、
生前の比較的最近の写真を少しだけ紹介します。
くるめ(久留米)♂はいつも朝にカゴから飛び出すのが習慣でした。
いつも、こちらを伺っては、ちょっと入り口を空けた隙に、
カゴから出ようとしていました。
手乗りではないのに、手の中でお腹を見せて甘えてくれました。
だから直ぐに捕まってくれました。
久留米はほかの子たちと違って自立心旺盛な十姉妹でした、
だから、飼い主としてもとても寂しいです…。
でも、久留米の生が終わるまで毎日お世話をした事、
自分の人生でこの子と過ごした数年間、
毎朝、餌を与え、水を代え、水浴びをさせて、
全部が自分の中で、思い出と知識に変換し吸収されて、
たくさんの事を久留米から教えてもらいました。
小鳥達と暮らす、小鳥に限らずいきものと生活すること、
それは自分よりも小さな命を預かり育てる事でもあり、
小さな命から、大きな大きな感情を育むという事だと思っています。
鳥の体温は人の其れより温かくて、
手の平に包み込むたびに生きている温かみを感じるのです。
久留米は今は、土の中だけど、翌日その場を訪ねたら、
その周りには小さな白い花が落ちて居て、小さな植物も芽吹いていて…。
そして、ぼくはその道を通る度に久留米に挨拶をする事が出来るのです。
鳥達との生活を始めて以来、愛玩動物飼養管理士の資格を取ったり、
某ブリーダーさんの元でお世話の仕事をさせてもらったり、
ほんの何年かの間でも、生まれる命もあれば、亡くなる命もあって…。
どちらも、切なくなるほど純粋な出来事。
ぼくはこれからもきっと、人と動物の共存の勉強を続けるのだと思います。