鳥と散歩道 / イカルチドリとカワラヒワ (東京都日野市:浅川付近)
モノレールに乗って、多摩川まで足を伸ばしました。
高いところが気持ち良い。
万願寺という駅から、歩いて10分程度で多摩川に到着。
橋の上から見るとこんなところ、これからここを歩くと思うと心弾みます。
先ずは「ホオジロ」のお出迎え。
頭上からは色々な鳥の声、声で判断するのは私には未だ難しいのですが、
カラ類の声はわかります。ツツピーツツピー。
「コガラ」かなぁ?2羽一緒に写りました。どこに居るか解りますか?
川沿いのヤブには「カワラヒワ」こちらもツーショットです。
カワラヒワって羽を広げるとこんなに黄色いのですねぇ。
川辺だけあって、素早いツバメがたくさん飛びまわっていた中、
小さな鳥が紛れて飛んでいました。
留まった先を静かに、遠くから見ていると、そこに居たのは「イカルチドリ」。
写真で見ると大きく見えますけど、とっても小さい鳥なのです。
ハトよりも小さいのです。
その上岩場に擬態したような色で解りにくい…。
背景が緑のところでやっと肉眼で確認できるくらいです。
あ、つま先が見えた。お手。
深い緑色の背景に収まってくれました、ぼんやり空を見ています。
千葉の行徳では「コチドリ」に出会いましたが、
「イカルチドリ」もかわいい顔をしてますね。
石の多い川原を離れて、多摩川沿いをぽてぽてと歩きます。
たまに顔を見せる「コゲラ」小さな鳥ばかりに出会いう日です。
お花畑で仲良しな「ムクドリ」と「セグロセキレイ」。
このメルヘンチックな感じは何だろう…。
暫くいくと野生の「ネムノキ」、木々が立ち並ぶ小道でしたが、
ここだけピンク色が綺麗に目立っていました。
多摩川から浅川の合流点まで歩くと、また川原が開けて見えました。
いたいた、「カワラヒワ」。
食事中?何か加えています。
こちらを見つめて、暫し硬直…。
「なんにもしないからゆっくり食べてね」と私の心の声…。
そのまま、食事を続けてくれました。
傍にいた「ダイサギ」が突然に飛び立ちました。
この日最初に出会った大きな鳥。
小さな鳥ばかり見ていたせいか、写真が撮りやすい!
大きく開いた羽がとても綺麗で、一枚一枚の活きている羽が陽に透けて、
こんなに色の無い世界もあるんだなぁとレンズの中で思ったのです。