鳥と散歩道 / 埼玉と茨城と栃木の境目辺りへ
「栗橋」に住んでいる人が「鳥がいっぱい居る」と言ってたので、
思いつきで行って見ました。
午前中は好天だったのですが、空が鈍ってきたので合羽を着て雨の鳥散歩。
いいんです、雨は嫌いじゃないのです。
利根川沿いにホオジロ、なんだかセキレイみたいにピピッっと、
堤防にひるがえっていました。
その様子を見るハクセイキレイのお出迎え。
雨が少々強くなって、橋の下ではスズメ達も雨宿り。
ながーい橋を徒歩で渡る途中、何鳥でしょうか飛んできました?
水かきのついた足で上手に電灯に着地。
ああ、ウミネコだ。海のないこの場所まで飛んでくるんですね。
さて、橋を渡って最初に出会ったのは「モズ」。
雨降りでも高い木の上に居ました。
高い木には他にも小鳥が居ました。
こっちにもシジュウカラ。
尾羽に雨の水滴をつけて、元気に囀っていました。
う~ん。ちょっと顔が隠れちゃって残念…。
天候のせいか藪の中に鳥がどんどん飛び込んでいきます。
この子はホオジロに似ているけど「カシラダカ」かなぁ?
雨の空を見上げて、ウミネコかと思って撮ったのですが、
どうやら「ミサゴ」のようです。
同じ猛禽類のトンビの声も聞えていたのだけど、ミサゴにも会えてうれしかった。
さて、日も暮れて雨も結構降っている中、雨合羽ももう限界…。
橋を渡って駅に戻る途中、
一つ先の鉄橋では電車の明かりがほのかに綺麗でした。
あの電車に乗ってしまったら、また都市の混雑に巻き込まれるのだなぁ…。
そう思うと、いっそ逆方向の電車に乗ってしまいたい…。
そんな心持で帰路に着きました。