鳥と盆栽思考(ハゼとスズメの鈴木さん)
はなぶさ堂の所在地、東京都練馬区も段々と冬の匂いがしてきました、
朝の日差しは気持ちよいのですが、
空が曇った日には、ベランダに遊びに来るスズメの鈴木さんもこんな感じです…。
鈴木さん「最近さむくなったねぇ~、そろそろ冬羽の準備かねぇ(ぅぅ寒)」。
だけど、空さえ晴れていればまだ暖かいのが秋の朝なのです。
あれれ?彼女連れて来たのかぃ?
鈴木さん(スズメ)も隅に置けませんね…。
そして、鈴木さんと同じく、
そろそろ長い付き合いになる「ハゼの木」の植木です。
毎年秋には一番最初に紅葉を始める比較的簡単に育てられるお勧めの盆栽です。
↓鈴木さん、ハゼの葉っぱが気になるようです。
だけど、何だかその葉っぱのふかふかに興味をもっただけで、
「なんだ~、食べ物じゃないのかぁ~」といった風に、
そのまま、後ろを向きます「ぷいっ」。
このふかふかした葉っぱももう直ぐ真っ赤に染まって、
その後には葉っぱが全て落ちて、「はだかんぼう」になってしまうと言うのに…。
そんな事、当たり前かも知れませんけど、
このふかふかが楽しめるのはあと少しだけだと思うと、
スズメの鈴木さんがハゼの葉っぱにつきまとう朝が大切でなりません。
こんなふうに「とてもとても暖かい秋の朝のひと時」でした。
もし、そのまま「ポカっ」と寝転んで、二度寝でもしてしまったなら、
空と自分とスズメの鈴木さんとも、境目がなくなってしまいそうだよ…。