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鳥とハーモニカ

はなぶさ堂の日々の事。

鳩のお迎え

十姉妹の燕(えん♀)ちゃんが落鳥した翌日のこと、
不思議な事が起こりました。

朝方、ベランダの欄干に一羽のドバトが留まって逃げようとしないのです。
ふと見るといつもの様にスズメの鈴木さん達もベランダに来て居ました。
はなぶさ堂は駅前なので、鳩は周りに沢山居るのですが、
ベランダに飛来する事は珍しいのです。
ましてやスズメと一緒に来るなんて始めての出来事でした。
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私は燕ちゃんの事で肩を落としていたので
「これはきっと燕ちゃんを迎えに来てくれたんだな。」と思いました。

「スズメと鳩はお話が出来る」なんて嘘か本当かわかりませんが、
何かの本で読んだ事があります。

しかし、なにやら窓越しでは文鳥の飴(あめ♂)と会話をしているようでしたから、
私も声を掛けつつ鳩に近寄って(と言っても室内からですが)みると…。

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逃げないんです。(スズメは逃げました…。)
どうして逃げないのかは解りませんから、
やはり燕ちゃんのお迎えと考える事にしました。

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調子に乗って窓を開けてみても…、逃げないんです。
だから、一言「燕ちゃんをお願いします」と言って会釈をしました。

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それから私が出かけた後もずっとベランダに居たようで、
一箇所に沢山の糞の山が築き上げられていました、
其れは人の手の平に一握りくらいの量でしたから、
丸一日そこに居た事を物語っていました。

燕ちゃんの亡骸は近所のお寺の片隅に埋めさせてもらいました、
お寺には野鳥も沢山居るし、何よりいつでもお参りに行けるから。

翌朝、鳩は来ませんでした…。
でも、カゴから出た燕ちゃんは鳩に連れられて今頃空を飛んでいるんだと思います。