鳥と生活 / ツボ巣と十姉妹のシッポ
寒い季節ですが、日中の陽射しが暖かいこの頃、
十姉妹達がとても元気です!
以前に古物屋さんで購入したお家型の竹カゴ、
この物件には現在は3羽の十姉妹が同居しています。
十姉妹はうちで産まれた子が多いので、
近親交配を避けるために兄弟のオスメスを分けて、
オスは3羽を同居させています。
ところで、これ↓何だと思いますか?。
実はこれ、3羽がボロボロに壊したツボ巣なんです。
中の居心地はまあまあ悪くないようです…。
乗っかり心地もまあまあ悪く無いようです…。
しかし、上から見ると中が丸見えなので、いい加減寒そうです…。
因みにボロボロになったのは某メーカーの「巣草付き」のツボ巣です。
悪く書いているのでメーカー名は伏せますが、
ホームセンターやShopでも良く見かけるメーカーのものです。
一ヶ月も使っていないのに、十姉妹程度の力でこんなにボロボロになってしまいました…、当然カゴまわりも藁クズだらけに散らかりました…(汗)。
消耗品とはいえ、とてもオススメできません…。
卵を産んだ時には確実に持ちこたえられないものと思いました。
こちらは別メーカーのツボ巣。(モデル鳥は「ちょこなん・猪口南♀」)
これは竹カゴも作っているKAWAIさんの「あったかお宿」という商品です。
そこそこ信頼が置けるツボ巣で、
小鳥飼いの殆どの方がこれを使っているかと思います。
少しクチバシの強い文鳥なら数ヶ月掛けて破壊する子も居ますけど、
それだけ持てば消耗品として充分。糞等でも汚れがたまりますからね…。
私のお墨付きはこちらの紐付きのツボ巣、
文鳥の「あめ(飴♂)」は結構な噛み癖があるので、
KAWAIさんのツボ巣でさえもボロボロにしてしまいますが、
このツボ巣は気に入っているみたいです。
シンプルなので飼い主もとても気に入っています!
因みに、メーカー不明、袋にも何にも書いていないのだけど、
とても作りが良いので職人さんが作っているのかな?
鳥獣店さん等でたまに仕入れているところがあるので、
見つけたら購入しています。
さてさて、そんなボロボロなツボ巣で暫く寒い思いをしていた3羽。
これが効を奏したか、最近3羽とも尾羽がとても綺麗なのです!。
先ずは「はぎ(萩♂)」。
この子の尾羽の特徴は中央と左端が黒いという事、
不揃いではあるものの、充分健康な状態かと思います。
兄弟そっくりですが、この子は「いちじく(九♂)」。
尾羽がシュッとしていると十姉妹らしさが引き立ちます!。
この子の尾羽の特徴は、両サイドが黒い羽。
もう少し伸びそうだけど、つやつやしていてまあまあ綺麗です。
最後は長男の「あか(茜♂)」。
いつもやんちゃだけど抱っこすると大人しくて助かります。
尾羽はこんな感じ、真っ白で綺麗な剣尾がキラキラしています。
十姉妹は体も小さくて、羽もそれ程強くないので、
換羽のタイミングや生活環境次第で、尾羽がちょちょ切れてしまう事もあります。
だからといって、ボロボロのツボ巣が良いという紹介ではないですよ…(汗)。
ツボ巣のサイズや中に入る鳥の数も大切な飼育の知識だと思います。
うちの子たちは、品評会なんかには無縁の単なる並十姉妹ですけど、
小さな小さな身体で綺麗な尾羽を作っています。
ボロボロにしたツボ巣は、その分たくさん遊んだのだと考えて、
みんな健康で居てくれることが一番だ!と、
飼い主も元気を分けてもらう、オス組み十姉妹達のお話でした。
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