十姉妹観察日記 / 足輪付け
以前にも「いちじく(九♂)」の足輪付けのお話をしましたが、
今回は9羽同じカゴに移って、簡単に見分けが付かなくなってきた、
年長組みの「あか(茜♂)」の足輪付けです。
最近あんまり見かけませんけど、総合ペットショップやネットでも買えます。
付属の器具に足輪を通して、鳥の足に滑り込ますように外す仕組み。
さあ、あか(茜♂)足輪つけようか?
保定はするけど、暴れなければ足を押さえたりする必要はありません。
暴れちゃう子には二人掛りで付けて上げると良いですね。
はい!スルスルっと装着完了。因みに外す事も簡単に出来ます。
ほい、あか(茜♂)良い子だったねぇ。
お母さん「ちょこなん(猪口南♀)」とおんなじ赤色の足輪だよ。
よく出来ましたっ!!
と、あんまり話題にされない足輪付けですが、
ペットショップ等では雄雌の見分けの為に使われる事が多い様です。
因みに海外から輸入されてきた鳥たちは、
違法ではない証として金属の素敵な足輪をしていたりします。
はたまた、渡り鳥の調査の為に用いられたり。
足輪をつけるなんてかわいそう?
そんな、感情を抱く方もいらっしゃると思います。
確かに付けた後は暫く鳥も気にしますしクチバシで外そうとします、
でも、直ぐに慣れて普段と変わらない生活に戻ります。
何より、一見で見分けが付かないと毎日の体調観察等に支障が出たり、
万が一逃げ出してしまった時の重要な目印にもなります。
家庭で飼育されている飼い主さん向きに、参考になれば幸いです。
飼い鳥のおしゃれの為というのも当然ありかと思いますよっ。
■過去の足輪付け↓
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