鳥と散歩道 / 千葉県市川市:行徳野鳥観察舎
行徳に行くのは今回で3回目、季節によって毎々表情も変わるし、
会える鳥たちも様々です。
観察舎の大きな窓から先ずは備え付けのフィールドスコープを覗くと。
写真の中心になんだか大きな鳥。
私のカメラではこれが限界でしたけど、
「オオタカ」の成鳥がじっと留まって居たのです。
ううう、もっと遠くまで撮れるレンズが欲しいなぁ…。
観察舎には剥製や色んな展示もあって、
許可を得て撮影させて頂きました。
こちらは、野鳥病院に保護されて、カルガモのヒナを育てたという「コリンウズラ」
野鳥病院に収容された固体の剥製だそうです。
さて、室内観察はここまでにして…。
観察舎の中からでもたくさんの野鳥が観察できますが、
やはり歩いて自然に触れるのが一番楽しいです!
チュウサギが緑の草や紫の草に映えてとても綺麗。
足元では、にんにくの芽のように伸びた、細長い茎の先に咲く白い花。
花が開くとこんな感じ、開いたばかりのようで花弁が透き通っていました。
「タマスダレ」という花だそうです。
水辺ではチュウサギがカルガモに「仲間にいーれてっ」といった風…。
あらあら、フラれちゃったかぁ…。
同じ池ではカメの親子も水面で遊んでいました。
写真右上の方に、小魚まで一緒に写っていましたよ。
こちらは「グーチョキパーの木」真ん中の葉っぱの葉脈が、
これから伸びようとしている方向を示すようで、なんだか可愛かったのです。
本当の名前は「カクレミノ」という木だそうです。
「そうかぁ、お前さんも色々大変なんだなぁ…。」なんて、話しているのかなぁ?
実際は「りゅりゅりゅりゅりゅりゅ(椋)」「イーヨイーヨー(ヒヨ)」
叫びあっている感じでした…。
こちらは別のヒヨドリ。
その上に仲良くもう一羽。
どこにでも居る鳥ですけど写真で捕まえる事が出来ると嬉しいものです。
木の上で「ぎーぎー」と鳴いていたのは「オナガ」。
青色が綺麗だけど、カラスの仲間。黒い帽子がカッコイイですね。
そして今回の嬉しい出会いはこの子達。
野生の「タヌキ」に遭遇しました。2匹一緒の夫婦タヌキかなぁ。
帰り際、ザクロの大きな実がもう食べられそうなくらいになっていて、
鳥が先に食べるのか、人が先に食べるのか…。
今回も豊かな自然が色々楽しい行徳野鳥観察舎界隈でした。