鳥と生活 / 本好きスズメ と こわがり文鳥
春が気持ち良かったので、窓を空けて仕事をしていた時のこと。
突然、カゴの鳥達が騒ぎ始めました。
何事か?と振り返ると、2羽の鳥が部屋中を羽ばたいているではありませんか!
十姉妹がカゴから逃げ出したのかと思って慌てて窓を閉め、よーく見てみると…。
すずきさーんっ(スズメ)!!!!!!!!!!!かわいいー!!
もう部屋中大騒ぎです!カゴの中では十姉妹が大暴れしてカゴが傾くほど…。
そりゃあ、2羽も一緒に入ってきたら人間だって驚くさー。
といいつつ、すぐさまカメラを手に取った私…。
そして本棚を物色、一羽は見張り、野鳥の本能を発揮してます。
梨木香歩さんの本に興味があるのか?それは趣味が良いね。
ん?お次はどこへ行かれるか?
一羽は部屋で“一番高いところ”へ。
もう一羽は“流し台”の上へ。もうどっちがどっちだか解りません…。
バスハーモニカのケースの上へ、どーにかして私から逃げたい様子…。
またまた本棚へ、今度は“水木しげる”先生の棚、もしかして本好き?!
今度はベルトの輪の中に入ろうとしてるのかな?
そこを塒にして今日は泊まって行けばよいのに…。
そして、少し落ち着いたのか、文鳥「あめ(飴)♂」のカゴの上に。
ベランダから毎日見てるからきっと気になっていたんだねぇ。
お見合いでもしてくれたら良いのに…。
だけど「あめ(飴)♂」ときたら…。
鳴く事も出来ず、もう泣きそう…。
私が助けてくれると思って出口の柵にしがみついて離れません…。
あめ:「助けて~、何者ですかこの人(鳥)たちは~。」
スズメ達は、毎日ベランダにやってくるので、日ごろから挨拶はしていたものの、
部屋まで入ってきたのは初めてでした、
また、いつでも遊びにおいでと、楽しい気分になりましたが、
カゴの中の鳥達は「もうこんな怖い事やめて~」と必死の形相でしたとさ。
追記:
野生のスズメはネズミと同じくらい有害な菌を持っているといわれます。
鳥に趣のない方は部屋に入ってきても速やかに逃がしましょうね。