鳥とハーモニカ

はなぶさ堂の日々の事。

鳥と子育て / スダチノトキ 「十姉妹観察日記」

1月に生まれた5つの卵、5羽孵って喜んでいたのですが、
一番小さな白い羽の子は巣立ちの時まで辿り着けませんでした…。

だけど、残りの兄弟達はもう、一人でご飯を食べられるまでに成長をしましたよ。
先に産まれた2羽の子は、どちらも親の良い所だけ取ったような、
十姉妹には珍しく頭から尾羽の先まで一色に染まった可愛い子達です。

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今までは親の羽色に似て、背中や頭だけに色の付いた子ばかりでしたけど、
この2羽には何だか期待しちゃう可愛らしさがあります。
「ことりやさん」のおじさんに聞いたら、
「確かに珍しいけど幼い羽は直ぐに生え変わっちゃうからなぁ?」との事でした。

↑左の子は、最初はクマのように真っ黒い羽でしたが、
徐々にグレー掛かってきています。
↑右の子は、嘴まで明るいピンク色で、まるでシナモン文鳥の雛みたいです。
いつも二人で居てお腹を真ん丸く「お餅」みたいにしているので、
「あんこ(餡子)」と「きなこ(きな粉)」と名づけましたよ。

 

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三番目と四番目の子は巣立ったもののまだヨチヨチ歩きです。
尾羽が短くて可愛いでしょっ!
この子は親鳥に似て、頭と背中だけ色が入りましたが、
何故だかくちばしに真っ直ぐ一本線が入っているのです。
それに因んで「一」の字を語呂合わせして「いちじく(九)」と名づけました。

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四番目の子はお腹の方にも色が入っているようです、
羽が生え始める時期に、中でも一番「目が大きくてクリッ」としていたので、
こちらも語呂あわせ、「くるめ(久留米)」と名づけました。

5番目の子は残念でしたが、その分他の子たちに元気で居てもらいたいです。
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さてさて、名前も決まって現在十姉妹の家族は10羽にもなりました。
手乗り文鳥の「あめ(飴)♂」も含めて11羽を飼育してる訳ですが、
今後は恐らく卵を産んでも取り上げてしまう事になると思います。
近親交配などの懸念もありますから、
飼い主としてももっと色々、しっかり勉強しようと思うこの頃であります。