鳥とハーモニカ

はなぶさ堂の日々の事。

鳥と病気

先週、十姉妹の雀(じゃく♂)が、朝からぐったりしていました…。


羽を膨らまして、口を半開きにして、ゆっくりと目を瞑ったりして、なんだかとてもつらそうに直ぐ壷巣に戻ってしまいます…。
苦しそうに息をしていて、カゴに手を入れても逃げなかった(逃げる気力も無かったのでしょうか?)ので、胸元を少しさすってやりました。


こんな事は今まで無かったので、とにかく出来る事をと、朝の短い時間で鳥かごの掃除等済まして、飲み水にビタミン剤(鳥用)を入れてやりました。

同じカゴの燕(えん♀)ちゃんと、別カゴの文鳥(飴・あめ)に看病を頼むようにして、そのまま出かけるしかなかったのですが、外出先でも雀(じゃく)の事が気になってしまって、落ち着かない一日…。

 

症状を調べると、冷房や温度の急変から体調を崩した事が有力でした。
小鳥の保温飲料なる薬と、栄養の付きそうなフルーツの餌を買って、急いで雀の元へ!

夜も更けていたので早寝の十姉妹たちは、いつも通り寄り添って壷巣の中で寝ていました。
雀(じゃく)は息をしていました。

「生きてて良かったぁ」とカゴに布をかけてその日は寝かせました。

翌朝6時ころ、「きちょるきちょる♪」(←じゃくの鳴き声)が聞こえました!慌てて起きてカゴを覗くと、いつも通りの元気な姿で、ぴょこんぴょこんとカゴの中を飛び跳ねていました。

ほっと一息。

頑張ったご褒美に昨日買っておいたフルーツの餌を与えてみましたが、見向きもせず…。
まあ、元気であればそれで良いのですが…。

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右下の黄色い入れ物がフルーツ餌、じゃく「これなーに?」て顔…。

結局、買ってきた薬は使わずに済みましたが、飲み水に混ぜておいたビタミン剤は効いたように思います。

それにしても、今夏の気温の変化と湿度は人間にもこたえるものがあります。
皆さん、こまめな水分補給と室内では羽織るものの準備も必須です。
と言いつつ私が少々風邪気味なのです…。