鳥とハーモニカ

はなぶさ堂の日々の事。

鳥居と油揚げ / 東京上空、嫁入り日和。

夏に向かっている東京上空、活発な雲が活動をしています。晴れているのに、雷や突然の雨。こんな日には「狐の嫁入り」の事を思い出す人も多いと思います。日中、「狐の嫁入りだ、なんか清清しい」と発言したら、「狐の嫁入り???」と、“はてな”の付いたの…

鳥居と油揚げ / 港区赤坂 豊川稲荷東京別院

はい、キツネのお話続きです。怖いキツネは出てきませんのでご安心くださいね。前回の猫稲荷(美喜井稲荷)さんの徒歩30秒程のところに、豊川稲荷東京別院はあります。愛知県にある三州本山豊川稲荷の別院で、東京別院は大岡越前守忠公も信仰されていたそう…

鳥居と油揚げ・番外編 (東京港区赤坂 / ねこ稲荷)

こんな夢を見ました。 だから絵に描いてみました。歩いていると、後ろから小さなキツネが私の後をついてくるのです。それならば、一緒に行こう!と、ひたすら歩く夢でした。狐はどんどん増えてきて、みんな赤色の前掛けをしていました。 そしてその日、目が…

鳥居と油揚げ(鳥と寺社番外編) / 埼玉県鴻巣「鴻神社」

以前から気になっていた「コウノトリのお宮」に足を運びました。「鴻巣」の町は昔、その名の通りコウノトリが営巣していた云われのある町で、「鴻神社」は中仙道の「鴻巣宿」にあたる場所にありました。駅を降りると早速コウノトリのオブジェがお出迎えして…

鳥居と油揚げ ~川越の狐はいたずらが過ぎる~の巻き

9月の初めの話ですが、川越の「狐」に会いに行ってきました。小江戸とも言われる川越界隈、ノスタルジーな町並み、古いものを大切にした、素敵な町です。 午前中に仕事を済ませ、時の鐘に着いたのは丁度15時「ごーん」と鐘の音が響いて、散策のスタートでし…

鳥居と油揚げ:北区王子/王子稲荷神社

前回の続き「王子の狐」です。最近タイトルに反して鳥の事があんまり書けていないので、「狐」の事を書くときには「鳥(とり)居と油揚げ」と題して書くことにしました、少々強引です…。さて、前回の装束稲荷から狐火がここ(王子稲荷神社)まで行列する訳で…

狐と油揚げ (北区:装束稲荷)

ちんちん電車(都電荒川線)に乗って王子へ、「狐」に会いに行って来ました。 王子付近では、今でも都電が道路に乗り入れているところがありました。 都電と車との並走を見ると、概観は現代なもののノスタルジックな印象を受けます。明治時代に創業した都電…

鳥と寺社 改め 狐と油揚げ(東京都大田区:穴守稲荷神社)

最近、私は「狐」に憑かれています。というのも、よくお参りしているお寺の片隅に、どこかで身元の無くなった狛狐が、沢山のお地蔵さんや道祖神の中(所謂、無縁仏)に混ざって置かれていた事がきっかけです。その狐は高さ20センチくらいの小ぶりな石造りで…